専門医セミナー

Listento the patient. He is telling you the diagnosis.
(ウイリアム・オスラー)

 当セミナーは消化器症状をきたす疾患を探り当てるまでの臨床推論の面白さを展開する専門医セミナーです。

 近年の検査、画像診断の進歩は著しく、ほとんどの疾患は短時間で診断が可能な環境になっております。その一方で問診や身体診察を通して、症状だけでなく、過去の病歴、家族関係、食生活、仕事や趣味などから、患者さんを総合的に診断することがおろそかになっている傾向にあります。しかし検査環境が十分に整っていない環境においても、病態を把握することは必要なスキルであることに今後も変わりはありません。

 当セミナーでは当直や救急外来で誰にでも経験があるような実際にあった症例をもとにスライドを作成し、出場者に問診情報、症状から疾患をクイズ形式でリアルタイムに解答していただきます。

 当セミナーの目的は疾患名を的中させることではなく、得られた情報から患者におきている病態を把握することを重要視しております。その過程のなかで鑑別疾患をあげ、確定診断にいたるまでのプロセスを習得できるセミナーとなっております。

 これまでの学会にはなかった新たな方法のセミナーです。解答者(初期研修医〜後期研修医)は随時募集しております。消化器病学会専門医更新に必要な単位の取得もできますのでたくさんの上級医、指導医の先生にも御参加していただけたら幸いです。消化器にすこしでも興味をもっている研修医のみなさまの御参加も心からお待ちしております。

司会:矢島 知治(杏林大学医学部医学教育学)担 当:今枝 博之(埼玉医科大学病院 消化管内科)後藤田卓志(日本大学医学部 消化器肝臓内科)岸野真衣子(東京女子医科大学 消化器内視鏡科)松本 健史(順天堂大学 消化器内科)土岐 真朗(杏林大学医学部 第三内科)新後閑弘章(東邦大学医療センター大橋病院 消化器内科)小澤俊一郎(聖マリアンナ医科大学 消化器・肝臓内科)